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日本のラグナロク (jRO) 関連問題
ラグナロクオンラインは日本において現存しているネットゲームとしては比較的古いゲームであること、通信パケットに暗号化を施していない、サーバプログラムであるAEGISが台湾で過去に流出していたことからプログラムの解析が行われてしまった等、ゲームシステム全般が非常に脆弱であると言える。 その脆弱性を悪用してラグナロクオンラインでは様々な不正行為が行われていた。加えてユーザーの不正行為に対する認識も非常に甘く、少なくない人数の一般プレイヤーが日常的にRMTに手を染めている背景があったため、より不正が蔓延しやすい土壌が形成されていた。
日本でのラグナロクオンラインの人気が高かった事も逆に災いし、当初から多数のクラッカーの絶好の標的とされた。 中でもアリス・リデルに拠るものは世界ゲームを破壊されるレベルのものだった。さらにネットゲーム チートRMTの教科書(アリス・リデル、黒川 かえる 著ISBN 4-88718-824-2)なるクラッキング本の題材にまでなっている。
BOTプログラム
日本のラグナロクオンラインの不正行為で代表的なものが「BOT」である。 ラグナロクオンラインの歴史はテストサービス開始当初からBOTが存在し、BOTへの対策としてパケット暗号化などのBOT対策が実装されても、対策実装当日の数時間後には、BOT対策への対応型のBOTが稼動しているなど慢性的な問題となっていた。 ラグナロクオンライン上でのBOTプログラムの使用は、ゲームバランスの崩壊に繋がることやゲームとしての楽しみを損ねるとして運営会社からは認められておらず(一時BOTを容認したが撤回した)、規約として不正行為に該当し発覚後即時アカウント停止の措置を取るとされる。しかし現在のラグナロクオンラインのBOTは高機能化しており、他プレイヤーとのコミュニケーション以外の全ての行動がBOTで動作させることができるとまで言われている。(簡単な挨拶はできるらしい) ラグナロクオンラインにてGVや対人戦専用ステータスのキャラクターは
- LV上げが困難
- GVや対人装備が高額
といった理由によりレベリングや高額装備や資金を集めるために利用されている。
また、BOTプログラムによって操作されるプレイヤーキャラクターが大量に接続し、これらが長時間に渡ってゲーム内で活動することにより、一般のプレイヤーが接続できない、あるいはしにくい、ゲームを楽しめないという状態も発生していた。
しかし2007年6月のオフラインミーティング以降、ようやく不正ユーザー排除に本腰を入れ始め、通信パケットの暗号化とその頻繁な更新、新規無料利用券の廃止などの根本的な対策、パトロール専門のGMの配備などといった対策を講じ始めた。 その結果、翌年2008年6月に行われたユーザーアンケートでは、多くのユーザーがBOTの大半がいなくなったと回答し、現実人気狩場においても、BOTを見かけることは稀となり、現在もその状況が続いている。
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