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徳田氏が議員辞職へ　４月２７日に衆院補選

徳洲会グループの選挙違反事件を受けて自民党を離党した徳田毅衆院議員（４２）＝鹿児島２区＝が議員辞職する意向を固めたことが２４日、分かった。同党幹部が明らかにした。公選法違反の罪で起訴された親族の判決が３月５日に予定され、連座制適用で失職する公算が大きいのを踏まえたとみられる。辞職すれば鹿児島２区の衆院補欠選挙は４月１５日に告示され、同月２７日に投開票される。

　第２次安倍政権初の補選は「政治とカネ」が争点となる見通しで、消費税増税の直後だけに安倍晋三首相の経済政策や政権運営も問われそうだ。自民党執行部は候補者擁立を急ぐ。

　徳田氏は、自由連合代表などを務めた元衆院議員の父・虎雄氏の公設秘書などを務めた後、平成１７年に鹿児島２区から無所属で初当選。０６年に自民党入りし、２４年の衆院選で３選を果たした。姉スターン美千代被告を含む親族らが逮捕された昨年１１月、自民党を離党した。同被告の判決は３月５日に予定されている。