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バングラデシュ
バングラデシュ人民共和国(バングラデシュじんみんきょうわこく、ベンガル語: গণ প্রজাতঁত্রী বাংলাদেশ)、通称バングラデシュは、南アジアにあるイスラム教徒主体の国で、イギリス連邦加盟国である。首都はダッカ。
インドの東側に位置し、インド洋に面する。南東部のごく一部をミャンマーと接するほかは、インドと国境を接している。隣接するインドの西ベンガル州とともにベンガル語圏に属す。
バングラデシュはベンガル語で「ベンガル人の国」という意味。世界で7番目に人口が多い国であり、都市国家を除くと世界で最も人口密度が高い。
ベンガル湾に注ぐ大河ガンジス川を有する。豊富な水資源から米やジュートの生産に適し、かつて「黄金のベンガル」と称された豊かな地域であったが[2]、インフラの未整備や行政の非能率から、現在はアジアの最貧国に属する[3]。近年は労働力の豊富さ、アジア最低水準の労働コストの低廉さに注目した、多国籍製造業の進出が著しい。
国名
正式名称は、গণপ্রজাতন্ত্রী বাংলাদেশ(ベンガル語: ラテン文字転写は、Gônoprojatontri Bangladesh)。
英語の公式表記は、People's Republic of Bangladesh(ピープルズ・リパブリック・オブ・バングラデシュ)。通称、Bangladesh。
日本語の表記は、バングラデシュ人民共和国。通称、バングラデシュ。ベンガル語で、バングラが「ベンガル(人)」を、デシュが「国」を意味し、あわせて「ベンガル人の国」となる。バングラデッシュ、バングラディシュ、バングラディッシュと記述されることもある(ただし、少なくとも後二者はベンガル語の発音に対して不自然な表記である)。日本での漢字表記は中国の表記をそのまま用いた孟加拉、1文字では孟と略されるが、ほぼ使用されることはない。日本では稀にだが、バングラと略されることがある[4]。
バングラデシュの国旗は赤が昇る太陽、緑が豊かな大地を表す。赤丸は真ん中から旗竿寄りにしてある。
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