GLADIATOR Guild Blog

毎日地獄のような現場で働いていた頃
いろいろな人にあった
毎日の稼ぎを酒で終わる人
週末の競馬で毎回終わる人
そんな其の日ぐらしで終わる人の中にも
バブルで会社がつぶれて　借金返しに毎日働いてる人

「希望なんてものは　誰にも最初はねえ　真っ暗のトンネルを掘ってトンネル堀のやつと一緒
ただ　いつかは光が見えると思いながらやるだけ・・・」

まあ　この人の言葉が自分に対して与えてくれた

希望なんて心の中に持つやつがあるだけで
持ってないやつには死しか待ってないもの


ある時　真っ暗の家にドアをノックする音
寮にいた昔の同僚が電話の子機をもってきた

「何してる？」
電話の相手は西沢さん　昔の上司

「今　日雇いやってます　ビルの建築現場・・」

「ははは　お前不動産やらんか？」

「やった事ないですがなんですか？」

「素人でも　やる気あれば教えてくれるからやるといいんじゃねえか？」

話を聞くと　当時税金対策で買った会社で　人手ほしいらしい

「給料でるんですか？」

「完全歩合で　稼いだ売り上げの30％入る　お前の後輩が　ダークさんどこいってるんんですか？」って　しつこく聞くねん・・

いきなり消えたので　みんな居場所をしりたいらしい

「お前の営業力なら金にはなるんじゃねえか？」

そんな　言葉で日雇いのその日ぐらしのはかなさから抜けた

荻窪の家を借りた時　昔の後輩に紹介を受けて見つけたので場所は覚えてた

西新宿のガードそばにある　不動産屋仲介のテナントが入ってるビルに向かい面接

その会社は買われる前はヤクザのオーナーで　その下で店主となっていたのがその人

武藤さん　この人からいろいろ不動産の仲介の基本を教えて貰う

友人の浜田も　女性関係で　トラブっていて　会社をやめそこの会社で働いていたので

久々の再開でもあった

ギリギリ生きていた二人が　決起して不動産という世界でやり直す日がおきる

稼いだら稼げるが　結果がでないとただ働き・・・

まさに背水の陣でした