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(上)「無口」な東北人 それは相手を思いやる優しさ 岩手県釜石市出身の直木賞作家、高橋克彦さん(66)
東日本大震災から3度目の新年。被災3県で生まれ育った著名人3人は、東北をどう見つめているのか。
◇
東日本大震災の復興にもがいている、東北の現状をみたとき、宮沢賢治の小説『ポラーノの広場』を思い浮かべた。搾取されていた市民が、自ら理想に描いた広場を追い求め、現実のものにしていくという話だ。
自分たちが暮らす街はどうあるべきか。かつて江戸が大火に見舞われるたびに街が大きく発展していったように、沿岸部の被災地でも住民が意見を出し合い、新しい街を築いてくれると期待している。
東北には、物を大事にする、じっくりと寝かせるという文化がある。食でいえば、鮮度によって味が全く異なる「ホヤ」がおすすめだが、納豆や漬物といった東北が誇るものも、風土が育てたといえる。そういえば、医師の家系で決して貧しくなかった母も菓子箱や包み紙といった物をタンスいっぱいになるほどため、大事にしていたのを覚えている。
寒い東北で暮らす人の気質を語るとき、内に引き込み、よく「無口だ」と例えられる。言いたいことがたくさんあるのに、一方的に相手にまくしたてられることも多い。
◇
東日本大震災の復興にもがいている、東北の現状をみたとき、宮沢賢治の小説『ポラーノの広場』を思い浮かべた。搾取されていた市民が、自ら理想に描いた広場を追い求め、現実のものにしていくという話だ。
自分たちが暮らす街はどうあるべきか。かつて江戸が大火に見舞われるたびに街が大きく発展していったように、沿岸部の被災地でも住民が意見を出し合い、新しい街を築いてくれると期待している。
東北には、物を大事にする、じっくりと寝かせるという文化がある。食でいえば、鮮度によって味が全く異なる「ホヤ」がおすすめだが、納豆や漬物といった東北が誇るものも、風土が育てたといえる。そういえば、医師の家系で決して貧しくなかった母も菓子箱や包み紙といった物をタンスいっぱいになるほどため、大事にしていたのを覚えている。
寒い東北で暮らす人の気質を語るとき、内に引き込み、よく「無口だ」と例えられる。言いたいことがたくさんあるのに、一方的に相手にまくしたてられることも多い。
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