忍者ブログ
ROHAN 統合鯖 グラディエーター ギルドブログ Copyright 2010 ROHAN by YNK JAPAN Inc. All Rights Reserved

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ROHAN・攻略ブログ 人気ブログランキングへ

影響出やすい高齢者・子供は注意…PM2・5

暖かな春風が吹き始めるこの時期、大気中には身体への影響が懸念される物質が数多く浮遊する。26日に西日本を中心に濃度が上昇した微小粒子状物質(PM2・5)をはじめ、黄砂やスギ花粉といった粒子だ。それぞれ観測体制、注意の呼びかけを行う機関も異なっており、こまめな情報のチェックが必要だ。

●身体への影響

 26日朝、大阪市街はもやがかかったような状態になった。肉眼で見えない微粒子が大気中に舞い、視界が悪くなる現象で、気象用語で「煙霧」と呼ばれる。


 原因はPM2・5。主に車や工場の排ガスから生成され、大気汚染の進む中国から日本にもたらされているとみられる。


 春先はこのほか、スギ花粉や黄砂が飛来し、目がかゆくなったり、せきが出たりする症状を引き起こす。ただ、スギ花粉の粒子は直径約30マイクロ・メートル、黄砂の多くは直径約5マイクロ・メートルなのに対し、PM2・5は直径2・5マイクロ・メートル以下。九州大学の竹村俊彦准教授(大気環境学)によると、PM2・5の多くは0・3マイクロ・メートルほどと極めて小さい。血中に取り込まれ、健康に影響を及ぼす可能性があるという。


 ●異なる観測機関


 これらの粒子については、それぞれ異なる機関が観測や注意喚起をしている。


 PM2・5は、都道府県が全国約700か所で観測。健康に影響が及ぶ可能性があるとして環境省が示す暫定基準(1日の平均濃度が1立方メートル当たり70マイクロ・グラムを超える場合)を目安に、各自治体の判断で注意喚起情報を出している。


 黄砂は気象庁も観測、広範囲で継続して飛来が予測される場合は「黄砂に関する気象情報」を出して注意を呼びかけている。


 また、花粉は環境省が観測し、ネット上で情報を提供している。民間の気象情報会社のウェザーニューズは全国1000か所にある花粉観測機のデータを公表。同社では今年から同観測機でPM2・5も観測しており、将来的な情報提供も検討している。


 ●高齢者・子供注意


 各粒子とも、体内に入れないためにはマスクの着用などが必要だ。PM2・5の場合、自治体の情報を参考に、外出や屋外での激しい運動を控える必要はあるが、竹村准教授は「人によって感度は異なり、一時的な基準超えに神経質になる必要はない。ただ、高齢者や子供は影響が出やすいので注意が必要だ」と話す。


 また、洗濯物や布団を外で干すのを控え、換気や窓の開閉を最小限にするなど、屋内に粒子を取り込まない対策も有効だ。


 一方、PM2・5や黄砂の相互作用で花粉症を悪化させるとの研究もある。


 大阪市此花区の菊守耳鼻咽喉科では同市で高濃度のPM2・5が観測された26日前後から、花粉症とみられる患者が増え始めた。


 菊守寛院長は「PM2・5などは粘膜をより過敏にするため相互作用がある。症状を和らげるには早めに薬を飲み、マスクやめがねを着用することが重要だ」と話している。

2014年2月28日12時20分  読売新聞)

拍手

PR
ROHAN・攻略ブログ 人気ブログランキングへ

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

PV

FREE AREA

アクセス解析2

Twiter

Calendar

SEO

profile

SEARCH

AD

Copyright ©  -- GLADIATOR Guild Blog --  All Rights Reserved

 / Design by CriCri / Photo by Claudia35, hofschaeger / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ