忍者ブログ
ROHAN 統合鯖 グラディエーター ギルドブログ Copyright 2010 ROHAN by YNK JAPAN Inc. All Rights Reserved

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ROHAN・攻略ブログ 人気ブログランキングへ

希望の轍



バブル崩壊後 不動産業界ではあらゆる動きが世間(借り手)と 持ち主(貸主)の間のギャップで混乱していた

土地主と言うより 起こってた問題はマンション一室 一室をバブル時代に将来の先行投資として販売していた分譲マンション

持ち主のほとんどはサラリーマン バブル時代はマンション一室の価値がドンドン値上がりする為 持って置くとドンドン価値が上がる為 買い集めていた人がいたのだ
家賃に関しても景気が上がる為 それに応じて場所がいいと人気も高い為うなぎ上り
影響を受けてた地域が 新宿周辺から 吉祥寺あたりまでの中央線 アパート系だと 下北中心のエリア

渋谷周辺は 勿論の事 東横線中目黒 自由が丘 神奈川だと小杉元住吉から横浜まで
にこたま 三軒茶屋など 聞いたこと有る町のほとんどが密集してた

そういったところにある分譲マンションが 6畳ぐらいの広さが 3000万~4000万ぐらいはしてたものが

1000万近くまで値下がり 持ち主は持ってるとやばいと言う事になり売ったりする人が増え た 同時に賃貸として借りていた人たちも 給料が下がるのでいい場所には住めなくなり退去がはげしく起こり 空室が増え始め人気の無い場所から家賃も下がり始めた
そして 東京周辺に住んでいた人たちが家賃の安い手軽な地域に移動しはじめたのである

六本木 広尾周辺に住んでいる人たちは 自由が丘 二子多摩川へ
自由が丘周辺に住んでいた人たちは 神奈川 小杉や 横浜方面へ

いわゆる賃貸大移動時代みたいな感じだった

急激に動く賃貸家賃と空室が家主持ち主にとってはパニック状態だったのである

マンションを所有してるとローンで買う人がほとんど ローンの支払いを家賃で補うので
一ヶ月でも空室があるとローンの支払いができず それが一軒ならともかく バブル時代は持てば持つほど価値が上がったので 3件とかもってるひとが当たり前
なので 空室期間3ヶ月とか来ると支払いパニックとか聞いてた
そして この時代に出てきたアパートマンション関係の雑誌がドンドン増え始める

ア〇マン マイ〇ームガイド ルー〇ガイド 賃〇 ミ〇ミニ 住〇情報..

部屋探しをした事がある人は勿論 してない人でもコンビニや本屋で見たことあるはず

ああいう雑誌 どういう金銭元でできあがったと言うと カラーなどの大きいページは

資産家などの人達の新築アパート ラ〇オンズなどの分譲は 建築会社の広告でなりたっており

ページあたり 〇万とかの広告料

細かくて小さい部屋の帯は 一物件あたり 3000円~5000円ぐらいの広告量で成り立っていた 働いてた会社は小さい帯が主体であり3社ぐらいの雑誌に 10~50ぐらいを掲載して
それを 元に集客し 来店後話をしたり 情報だしたりで 案内 契約に持っていくのが仕事

なので 雑誌社からすえば うちのような会社がお客であり 雑誌を買う人は高いと売れないので 200えん~500円とかで売っていたはず
当時 不動産仲介会社がドンドン増え始め 雑誌がどんどん厚くなっていった

私は 一般の接客も勿論していたが 雑誌関係の担当も徐々にやりはじめた

不動産屋は 10件の広告でも 毎週販売するとなると 40件
実質 3社の広告あわせると一ヶ月でものすごい数になるわけである
そして この広告をだしてる会社が世の中に何件あるかというと 町を歩けば数がわかったはず

一つの帯を書くのに 住所 物件名 オーナー名 家賃広さ 間取り 売り文句などを含めると 
A4用紙一枚びっしりとなる

そして 雑誌社は 不動産者に訪問して「今回 何件なりますでしょうか?」
「お願いします 今回5件ほど増やしてください! 」
「ダークさん 今回いい話です 20件やってくれると ページ広告 この金額で出せます!」
まあ こんな話で徐々にエスカレートする毎日

勘がいいとわかる人は分かると思うが この状況で 部屋探しの人達のための雑誌ができるでしょうか?」

現在は広告の審査や 掲載停止などの処分もあり 雑誌ではなくインターネットもでき

管理会社も情報配信するようになったので 世界はかわってますが

バブル崩壊後のパニックは 部屋探しをする人にとっては苦難の時代でした

この世界がその後何年も続きます

私は この世界で地味に数年やっていただけです。

ちなみに 6万の部屋の家賃を決めた場合 仲介手数料が 一か月分が 最低報酬として 仲介業者への売り上げ
多い場合は 礼金2ヶ月の時代は 1っか月分が家主から 広告料として貰う場合もあり
敷金一ヶ月 償却ありとかの契約では その一ヶ月も不動産屋に流れる事もありました

家主の苦痛時代は始まったばかりで この報酬も徐々にエスカレートします

家主は 一ヶ月家賃入らないと 収入は0なるので 3ヶ月空室なるよりは 不動産屋に支払い金額をだしてでも 空室埋めたほうがいいのは当たり前なので

家主は 入居者が神様というより 紹介してくれる会社が神様なるわけです。
バブル時代は ペットは不可 外人不可 一部上場企業だけOK 男性は不可

収入証明添付 この人あったけど 感じワルイので ダメ とか 意味不明な審査がありましたが バブル崩壊後 何年もひきずってるオーナーもいましたが

現在は 借主に対して有利になってるはずです。

数年前 TVで 東京の賃貸の話をやっていてなんとなくみてましたが
部屋を借りる時 壁紙を選べたりデザインを選べたり その工事費を家主が大半負担してリフォームするのがはやってる みたいな話をみて感動・・w

あのとき入居者はかわいそうだなと思ってたけど 現在は入居者の為の不動産なり 家主の世界ができあがっていて笑顔の家主 借主の番組をみてるとこころなしか抱いてた罪悪感がやわらいいでいくのを感じました。

当時は 3ヶ月あらゆる不動産をまわって せっかく見つけた物件が 電話連絡が2秒たりずに他業者にとられたり やっととれた物件で2週間まって 審査で落とされたり
発狂しそうなお客さんをサポートするのも私の仕事でしたからね・・・

バブル崩壊後の都心の賃貸事情の話でした。


拍手

PR
ROHAN・攻略ブログ 人気ブログランキングへ

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

PV

FREE AREA

アクセス解析2

Twiter

Calendar

SEO

profile

SEARCH

AD

Copyright ©  -- GLADIATOR Guild Blog --  All Rights Reserved

 / Design by CriCri / Photo by Claudia35, hofschaeger / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ